2012年4月9日月曜日

復活祭

復活したキリスト様と、私の洗礼名に
使わせてもらったマグダレのマリア
あれよあれよと言う間に、いつの間にか四句節も終わり、また復活祭の日がやってきた。復活祭は、聖金曜日に受難と死去を体験したキリスト様がこの世に復活されたのを祝う日である。キリスト教の行事の中ではクリスマスよりも大切な日とされる。それはキリスト様が私達の犯した罪のためにお亡くなりになられたと言うこと。死ぬ寸前まで一言も私たちの悪口は言わず反対に私たちの犯した罪への許しを神に請うた方。それがキリスト様だ。だから、キリスト教の人達はまず教会に行く。
イースターエッグ
ラップをまだ縮ませる前

私達も復活祭の日はいつもより混んだ教会のミサに行って一日が始まった。ミサの後は家族で集まって、食事。ところが今年はシェフが作った食事の配達が遅れたので食事は夕方の6時まで待つ事になった。大人達はお喋り、子供達はお遊び、ティーン達はダンスで時間を費やし、誰も彼もエッグハントのことをすっかり忘れてしまった私達は、食事が来てすぐ、おなかがすいているのでお祈りをして食事となった。

イースターエッグのラップを
ドライヤーで縮ませている娘
ちなみにエッグハントとは自分で色を塗ったり綺麗に飾り付けたゆで卵や、プラスチックの偽物の卵にお金やチョコレートなどを入れたものを庭中に隠してみんなで探す行事。うちの習慣は復活祭の前日の夜イースターバニー(ウサギさん)が子供たちが装飾した卵を子供達の寝ている間に家中に隠して、おまけにいっぱいお菓子やおもちゃの入ったイースターバスケットをおいていく。子供達は復活祭の朝起きてイースターバニーが家に着たかどうか卵を捜し歩くというのが普通だ。でもそれに加えて子供達の行事として外でもする。アメリカはサンタクロースだの、イースターバニーだの、子供達にいろいろプレゼントを持ってきてくれる「人」がいて本当に子供たちにとっては楽しい国だ。

暗闇の中で懐中電灯を片手にエッグハント
アメリカに長年いるけどこれは初めて
話を元に戻して、さて食事が終わって、さあエッグハントの準備をしようと思ったらなんともう外は暗くなっていたと言う始末!(汗)うちの家族は、子供のグループと大人のグループに分けてするのでまずは子供のグループを先にしたが、やはり暗すぎた。一応車を2台持ってきて車のライトを照らしたが、ちょっと草むらになると何も見えない。子供達はぶうぶう言いながらのエッグハント。写真も何もキャプションが無かったら、まるでハロウィーンのごとく、、、すごくかわいらしいはずのエッグハントは今年は大失敗。大人のグループもいつもどおりの勢いがあまり無かった。だって暗いんだもんね。私は去年張り切りすぎて転んだ覚えがある。今年は手術直後なので、パス。みんなが楽しく暗闇でエッグハントしている所を観ているだけだった。(笑)

今年はちょっとみんなで大失敗してしまったイースターだったが、一応何をするにしても、家族で集まるのは楽しい。何をしても、みんなで一緒にして思い出を作るのが、家族親戚を持つありがたみだと思う。

0 件のコメント: