2012年4月6日金曜日

手術をしたもうひとつの理由 (2)


前日は一日中会議で、お昼あたりからどうも調子が悪いなと思っていたら案の定、会議の終わった5時くらいにはもう友達から「どうしたの?大丈夫?」って聞かれるほど様態が変わっていた。がんばって家まで車を運転して帰っていったものの、ガレージに車を入れるのもあやふやな状態。同じころに帰ってきただんなさんにもただいまと言ったっきり子供達の様子もチェックせず寝室に速攻。そのままの状態でグタッとベッドに横たわっていると、10分位して(まるで一時間の様だった)だんなさんが様子を見に来た。「子供達のチェックはした?」なんてちょっとイライラ気味のだんなさんは、私がグタッとしてても最初は信じてない様子。日ごろから健康な体を持ってると、こういう時信じてもらえないから悔しい。「熱があるみたいなの、私。」と言う私を無視して子供達のチェックにさっそうと行ってしまった。気が利く私のだんなさん、私が起きて来ないので、早速夕食の支度に取り掛かったみたい。これってありがたいやら悲しいやらとても複雑な気分。そうやって一時間後また戻ってきて「おなかすいた?何か食べるの?」とちょっと遅めの質問をしてきた。しょうがないからむくっと起き上がって「ちょっと熱がありそうだから体温計持ってきてくれる?」 まだこの時点では信じてない彼、「チェッ、しょうがないなぁ。」なんて言いながら持ってきた。それを口にくわえて30秒後、私は華氏100.6度の熱があった。摂氏では38度1分。やっとの事で私の病状を把握した彼は、ちょっとやさしくなってくれました。え~ん!

問題なのは、手術と次の日に控えている第二次面接。手術を控えているので解熱剤は飲めない。お医者さんによればタイレノール(Tylenol)だったら良いと言う人もいるが、私のだんなさんはタイレノールが大嫌い。肝臓が悪くなるから特にお酒を飲む人はあのお薬は飲むべきじゃないと、日ごろから言っている。だから、今回もだめ。結局次の日まで待ってみることにした。次の日も会議が控えていたので、一応同僚にメールで休むかもしれないことを伝えて早めに寝ることにした。

当日も熱は下がらなかった。会議には行けなくても、面接だけは行かなくては。とがんばって、シャワーを浴びて、したくした。彼から電話がかかってきてどうするのと聞かれたときも、「がんばって面接に行って、普通の振りする。」と言ったけど、言ったとたん彼も私も無理だと思った。とにかくがんばるからって、電話を切った後、靴を履いたときにちょっとふらふらぎみ。そういえば前日のお昼病気になる前にお昼を取った後何も食べていなかったんだ。ちょっと何か食べなきゃと思いつつ自分の顔を鏡で見たとき、やっぱりだめだと思った。面接に行ってもこんな姿では面接に集中できない。パネルには大型さんが来るはずだから、ちょっとでもしくじったら今までの準備が水の泡になるかもしれない。それくらいだったらはじめから状況を説明してキャンセルしたほうが、いいかもしれない。もし、私が面接に病気でこれなくても私に興味があるならあちらからまた連絡があるはず。もし連絡が無くてこの仕事がおじゃんになっても、それは神様の計画通りのはず。と、望みを神に託してキャンセルする事にした。

結局面接一時間前に電話して、状況を説明した。熱が高くてどうしても運転できる状態ではないので、残念ながら面接に行くことができませんと言うと、案外あっちは解ってくれて「大丈夫よ、みんなのスケジュール見てまた新しい日にちを選びましょう。」とおっしゃってくれた。ほっ、でも、そんな簡単なもんじゃない。だって私には手術があるもの。その事をすっかり忘れていたのでどう言って良いか解らず、結局正直に「実は手術が明後日に控えており、その後は回復のためあと2週間ほど静養しなくてはいけないんです。」と、言ってしまった。今まで手術も面接も準備満タンでいぞんできたのに、最後になってどうしてこうならなきゃいけないわけ????

という訳でまた明日に続く、、、

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