2012年2月29日水曜日

二人っきりの週末


先週の週末はなんと、子供達がそれぞれあちらの親の家に行ったので久々彼と二人っきりの週末を過ごした。いきなり二人っきりになったので何をしようかと考えた挙句、金曜日は仕事後におすしを食べに行って映画を見てきた。観たのはThe Vow(ザ・ヴァウ)と言う映画。大好きなレイチェル・マクアダムスが出ているチックフリックス(女性向)映画だったので、普段アクション映画が大好きな彼はしぶしぶ。今回は私が映画選ぶ番だもんね。実話だと聞いていたので泣ける映画かなと思っていたけど、観ていたらなぜか反対にイライラする映画だった。主人公と私の考え方にギャップがあったわけ。

土曜日は一年に一度のアリゾナ日本祭。もういつ行っても同じ事ばかりで面白くないので最近は行ってなかったのだが、旦那が一度も行ったことが無いと言っていたので連れて行くことにした。お昼辺りに行ってきたのだが、もうすでに三箇所にあるステージでは柔道や太鼓、また、日本踊りの実演があっていた。露天もたくさんあって何か食べてみようかなとは思ったが、何しろ列が長すぎたので、結局お昼はアメリカ一美味しいと噂のピザ屋に行ってピザを食べてみた。その後はお茶会があったので、1人8ドルの券を買って、お抹茶を飲んでみた。彼はお抹茶嫌いかなと思ったが、飲めないことは無いとちゃんと全部飲んでいた。おりこうさんね。アリゾナにもちゃんと華道(草月流)や茶道(裏千家)など、ちゃんとした日本のお稽古事も習おうと思えば先生達がいらっしゃるので、恵まれてると言えば恵まれている。結局私達は日本の雨傘を35ドルで買ってうちに帰った。おっ、ちなみにダウンタウンにある「ノブ」と言う日本食料理店に行ったが、すごく高いだけで、味はまあまあ。私たちは外に座っただが、外で食べたからと言って発泡スチロールのお皿に高い料理を盛られては美味しいはずの料理も美味しくなくなるって感じ。もう二度と行かねー。

2012年2月19日日曜日

ガールスカウトクッキーの到来


先週あらかじめ注文していたガールスカウトのクッキーが届いた。結局プリオーダーだけでで253箱1,012ドルの売り上げだから、ガールスカウトに所属し始めたばかりの娘にとっては栄誉。大きな箱にクッキーの箱がそれぞれ一ダースずつ入っているので、全部で約22箱くらいの量を上の写真のように車に乗せてうちにもって来た。ちなみに上の写真は私の車ではないけどまるでそっくりなので載せてみただけ。家に帰ってすぐそれぞれの注文にあわせて仕分け作業の始まり。3分の1の量はパパ側からの注文なので、結構早く終わらせた。それにしてもガールスカウトクッキーは売る側も大変だよ。注文した後に仕事場を辞めていった人達が二人ほどいて、そういう人達に限っていっぱい買っていったので私が代わりに買ってあげようと思ってもかなりの量。しょうがないから人伝に今の仕事場を聞いたり、自宅に電話してみたり、、、、それでも一週間で私側は完了。

実を言うと400ドル相当のクッキーをパパ側に送るのははすごく不安だった。この前始めたばかりのトラックの仕事もまた辞めてしまったようで、養育費も止まっているパパのことだから、クッキーのお金をうまく収集できなかったらたくさんの箱が戻って来そう。普通だったら、何としてでもクッキーを売ってお金を戻すのが当たり前のことだけど、あの人はそんなこと考えない人だからすごく心配だった。念のためクッキーを渡した時にクッキーのレシート作って著名させた。そんなことまで最初から考えておかないと、クッキーもお金も戻ってこなかったら私に責任がかかってくるもんね。余計な神経使わせるやつだ。娘にも始めから、お金とビジネスの重要さを口がすっぱくなるまで言い聞かせて、パパのお家に送った。その後も私は子供達がパパのお家に行っている週末ずーっと心配していたが、結局娘は無事にお金を持って帰ってきた。くわばらくわばら、、、

最後になりましたが、娘のクッキーを買ってくださった方々に深くお礼申し上げます。

2012年2月15日水曜日

アリゾナ州100周年記念おめでとう!


2月14日は日本でも、アメリカでもバレンタインデーだが、アリゾナ州では別の意味がある。実は2月14日はなんと、アリゾナ州のお誕生日なのだ。それも今年は100歳のお誕生日。

もう100年も昔の1912年2月14日にアリゾナは初めて48番目の州としてアメリカ合衆国の一部となった。そして今年のバレンタインデーはその100周年記念日。

アリゾナ州都であるフェニックス市のダウンタウンで働いている私はこのところ異様に工事が多いなと思っていたら、なんと州議事堂の辺りに100周年を記念していろいろな事業が進んでいるではないか。歩道もレンガにアリゾナ100周年を記したデザインが綺麗に施してあるし、道の両側にもそれぞれ新しい木にアリゾナ州に昔から住んでいるさまざまなインディアンの種族の名前が添えられている。結構見た目綺麗。昔から、フェニックス市のダウンタウンはいつも味気が無い所だと思っていたので、少しずつでも綺麗になってもっともっと観光客を呼び寄せられるような所になってくれるのは大賛成。

100周年記念として先週末は州議事堂辺りの道路を全部閉鎖して、大規模なパーティーが催されたみたいだ。コンサートや、露店、子供たち用の乗り物、それにワインやビールの試飲など盛りだくさんだったよう。私は子供達がパパの所に行ってたし、日ごろから同じ所で仕事してるので、もう週末まで行きたくないと言うのが理由で行かなかった。でも仕事場の友達によると、結構大人にも子供にも楽しめるお祭りだったみたいだ。

アリゾナ州お誕生日おめでとう!

2012年2月11日土曜日

チアリーディング 大会

アメフトを見ている時にちょっとだけいつも気になるのがチアリーダーのお姉さんたち。とってもビューティフルでスマートなお姉さんたちがみんなで踊ったり応援しているのを見るのも結構楽しい。でも、チアリーディングもスポーツのひとつ。チアリーディングの選手権も一応ある。今回は高校生でチアリーダーの姪が行って来たチアリーダーのアリゾナ大会に行って来た。
チアリーダーには興味無しで
本を読んでる息子
場所はフェニックスの北にあるプレスコットバレー。こんな小さな町にこんな大きな競技会館があるの?と思わせるほど立派な所でアリゾナ州のいろいろな市や町から来たチームが三つのカテゴリーで競い合った。みんな高校生だけど体操選手真っ青と言わんばかりにアクロバットな技を次々とこなしていくのにはすごく感心した。ちなみに姪のチームは10チーム中7位。最後じゃなかったからいいかって感じ。(笑) 全部で4時間ほどだったが、私も娘も結構飽きずに全部見た。息子はと言うと、もう初めから興味なしで本を読みまくってました。やっぱり男の子なのね。

2012年2月8日水曜日

第46回スーパーボールサンデー


毎年アメリカでは1月の末から2月上旬くらいにアメフトのスーパーボールが行われる。スーパーボールとは、AFC(アメリカンフットボール協会)とNFC(ナショナルフットボール協会)の優勝チーム同士が競い合ってアメリカ一を決める試合だ。ちなみに大リーグのワールドシリーズよりも人気があるので、アメリカ最高のスポーツイベントと言っても良いだろう。場所はその年その年で変わる。アリゾナにも3度ほど来た事があるが、今年はインディアナ州のインディアナポリス市で開催された。ちなみに今年の対戦相手は両方とも最後にアリゾナで開催されたスーパーボールで対戦した同じチーム。偶然、デジャヴとはこの事ね。

いつもは友達や家族と集まって、みんなでパーティーをしながら観るこの試合も、今回は自宅で家族だけでひっそりと観戦する事になった。それじゃぁ、気持ちだけでもパーティー気分にという事で、いろいろとおつまみばかり作ってみた。それがこの写真。ピザでしょ、自家製のバッファローウイング(から揚げした手羽先を辛いソースにつけたもの)ズッキーニとたまねぎのから揚げ、ソーセージ、それからチーズとハラペニョペッパーのナチョスに、ベジタブルスティックと、大人二人、高校生一人と小学生二人の計5人には食べきれない量の料理を作ってしまった。いまだに何を考えていたのか解らん。

結局試合はNFCのチームであるジャイアンツの勝ちだったが、別にどちらを応援していたわけでは無かったので全然問題なし。それにしてもハーフタイムで久々、マドンナのパフォーマンスを観たけど見かけはすっごく若いのにやっぱり50歳越してるからかちょっと踊りがいまいちだった。年を取るのは嫌ね。

2012年2月2日木曜日

蝶々夫人

長年行きたいと思っていたオペラ、ついに行って来た!九州で生まれ育った私は長崎に行くたびに蝶々夫人の銅像を見ては可哀想だなと子供ながらにも思っていたが、実際にオペラを鑑賞してみると、「可哀想だな。」なんて度が違う!

あらすじはこのとおり。アメリカ軍人が日本に行って15歳の少女と恋に落ちて結婚する。(えっ、15歳ですか?) ところが1904年くらいの話だから、外人と結婚した蝶々夫人は即、日本の家族親戚一同から勘当されてしまう。ところが結婚したこのアメリカ軍人は自分の妻をを日本に残したままアメリカに帰ってしまう。(えっ?どうして?)夫がアメリカに帰った後、蝶々夫人は男の子を身ごもっていることに気づき、夫のいない日本で一人子供を産む。小さな男の子と一緒に日本に残された蝶々夫人は夫からの連絡が途絶えた後も毎日海を見ながら夫の帰りを待ち、3年の月日が流れていく。ところがある日突然、待ちに待った夫がアメリカから帰って来たと思いきや、なんと夫はアメリカで結婚した別の奥さんをはるばる日本まで連れてきたのだ。(これって本当?どうして???)その奥さんと夫はずうずうしくも、蝶々夫人の生んだ男の子を引き取りたいと言ってくる。蝶々夫人は自分の夫に従わなければならないと、(えっ、またまたどうして????)夫に息子を引き取らせてしまう事になる。息子が夫と家を出た後蝶々夫人は一人孤独に自分の命を絶ってまったのであった。おしまい。

オペラのストーリーも音楽も、私にとっては長崎のグラバー園を思い出させて、オペラで感動したと言うよりも、ホームシックになったような気分。それで涙を拭きつつオペラを観終わった。

それにしても、日本の物語とあって、もうすぐフェニックス市で開催される年に一度のお祭りの宣伝代わりにロビーには浴衣を着た子供達がたくさんいた。着物を着た大人の日本人の方もいたけれど、「やっぱり子供たちとお話してこよ~っと」と、一緒に写真も取ったよ。だってかわいいんだも~ん子供たち!