2012年11月30日金曜日

第二年バンドコンサート

後ろの方で青いシャツを着ているのが息子
息子がトランペットの練習を始めてかれこれ一年ちょっとになる。私自身音楽と言ったらピアノのレッスンを取ったくらいなので、トランペットなんてちんぷんかんぷん。息子が「トランペットしたい。」と言い出した時も、「もっとピアノとか簡単な楽器選んだほうがいいんじゃない?」と一生懸命説得したが、学期の選択はトランペットかバイオリンで、当時10才の息子によるとバイオリンは女の子の楽器なんだそうだ。まあ解らないでもないが、、、「ちゃんと続けるのぉ?」なんて親の私としてはちょっと心配だったので、最初は楽器屋さんからレンタルしていたトランペットも一年後の今は買い取って息子の物となっている。

その息子のコンサートがおととい学校であったので行って来た。去年のコンサートはあまり曲という曲の演奏が無かったので、、、今回はどれくらい良くなっただろうと思っていたら、想像以上だった。去年の音楽の先生は大学出たてじゃないのと思えるくらい若い先生だったのに比べて、今年新しく雇われた先生は、音楽科博士号持ちの大先生。小学校の先生なんて余りお給料が良い仕事ではないので、修士号を持った先生がいるだけでみんな「おおおっ!」と思うこの世の中、博士課程を修了してそれかつ、経験もある先生なんて小学校レベルでは見たことがなかった。でも、やはり先生が良いと子供の上達も断然違うと悟ったのはこの時。去年5年生だった息子が演奏したのは5秒くらいで終わる曲ばっかりだったのに、今年の5年生は違った。トランペットの音もスムーズだし、トランペットを始めたばかりの子供達にしてはすごく上手だった。もちろん6年生の息子の演奏する曲も抜群!今まで3回息子のコンサートを鑑賞したが、今回のコンサートでは始めて子供達の演奏会ではなくて普通のコンサートに行ったような気になった。今から学年最後のコンサートが楽しみ。

2012年11月15日木曜日

最近凝ってる曲


今までジムに通うといつもステップのクラスばかり取っていた私だが、ジム友が出来たせいもあってこの頃はズンバのクラスを沢山取るようになった。ズンバは主にラテン系の音楽にあわせて踊るエアロビのクラス。そのクラスで最近新しく紹介された曲の中でもとりわけ気になる曲があった。その名も Gangnam Style「カンナムスタイル」。今までラテン系の曲は、スペイン語が主流、その中に時たまポルトガル語が入ったりするので、全然歌詞がわからなくても「ああ、これってポルトガル語か何かじゃないの。」なんて気にも留めなかった。曲自体はすごくビートがあって踊りやすい曲。結構お気に入りの曲の一つになりつつあったので、You Tube(ユーチューブ)で調べてみることにした。

ところが調べてみると、なんとラテン系の音楽と思っていたこの曲は韓国の音楽だったのね。(汗) その名も「江南スタイル。」韓国語も解らなかったなんて自分の馬鹿さ加減に笑ってしまいました。アメリカで外国語の曲がヒットしたのは、坂本九の「上を向いて歩こう」くらいではないですか?と思うくらい、こちらで外国語の曲がヒットするのは珍しい。メキシコ移民が多いので、スペイン語の曲がヒットすることはあるけれど、アジア系ってのはほとんど無いので、このPSY(サイ) という歌手にとっても韓国にとっても韓国語の歌が世界中で大ヒットしたというのはすごく名誉なことだと思う。

もしまだ聴いた事が無かったら、リンクを付けたのでぜひ聴いてみて。ビデオはちょっと変で目が離せなくなっちゃうよ。

2012年11月13日火曜日

ハッピーアワー

これはブッチャーズブロックというイタリアのお肉、オリーブとチーズの盛りあわせ。

先日の日曜日はVeteran's Day(復員軍人の日)と言う祝日だったので、その振り替え休日として月曜日がお休みになっていた。政府に働いてすごく良い事は、お休みが沢山もらえること。公務員になる前は、祝日は年6日、病欠も年6日の合計12日と決まっていたのに、今はほとんどの国民の祝日はお休みがもらえる。ちなみに、アメリカでは祝日だからと言ってお仕事がお休みになると言うことはないからすごくややこしい。この復員軍人の日も国民の祝日にしては、お休みになる職場とお休みにならない職場があって、実際、私のお友達はこの日もがんばってお仕事に行っていた。

私達夫婦はそろって公務員なので、月曜日2、3時間子供達を家において二人だけでハッピーアワーがてら、近くのワインバーに行ってきた。お昼のラッシュが終わったばかりで、沢山の奥様方がランチを終わらせて出て行く中、私達はパティオに近いテーブルの席に着いた。お客様も少なめだしにちょうどリラックスできる時間。今日は気温も低めで、ドアを思い切り開けてあるので、外の風が涼しい。おつまみとワインを口にしながら主人と共にたわいない話をするのには絶好の機会だ。最初のオーダーは私達の定番、ブルスケッタ。ここのブルスケッタはいろいろな種類から4種類選べるし、何しろ大きい。いつものとおり彼のお気に入り二つと、私のお気に入り二つを頼んだ。

結婚しても、してなくても長年一緒にいると人間関係ってマンネリになりがちだから、私達もそうならないよう、たまには二人だけで一緒に過ごせる時間を作るようにしてる。昨日はそういう意味もあって楽しい時間を過ごせた。

2012年11月9日金曜日

初めての大統領選挙

 
アメリカ市民になりたかった一つの理由はやっぱり選挙に参加したいと言うこと。前回の大統領選挙は残念ながら見逃してしまったので、今回は初の大統領選挙でした。実を言うと、私は福祉課に働いているマイノリティーの癖して共和党、、、

むかーし、アメリカに初めて来る前に誰からかいただいたアドバイスが、「アメリカに行ったら宗教と政治と中絶のことは絶対話題にするな。」だった。まぁ、学生のときはそのアドバイスもあまり役にはたたなかったんだけど、大人になった今では忠実に守って、なるだけその話題だけは避けるようにしてます。特に生活保護や養育費補助金などを扱っている州の福祉課で働いている私は、何があっても私が共和党だと言うことを口にすることは断然出来ない。一度信用できる職場のお友達に一言その事を漏らした時だってすぐ「あなた職場間違ってるわよ。」ととっさに言い返されたくらい、人の目はすごく厳しいのが現状。その私、他の人から「誰に投票するの。」と聞かれるたびに郵便投票で早くから投票できるくせして「まだ決めてないのよね。」なんて軽く流しながら当日になってロムニー・ライアンの矢印をこそこそと付けて投票所に走ったくらい。へへへ、気が弱いです、、、、私。残念ながら結果はオバマ大統領が再選したわけですが、もうそれはしょうがない。

それにしても今回思ったことですが、共和党のグループを見ると、みんな綺麗な人達ばっかりなんですよね。白人が断トツ多いんですが、それに加えてみんな美しく着飾っている。それに対して民主主義のグループはマイノリティーが多い多い。白人、黒人、ラテン系、アジア人。人種の坩堝って感じです。それに加えて着ている物も人それぞれ。なんだか、見てて不思議な感じがしたのは私だけかな?

2012年11月7日水曜日

ハワイでローカルな一日


次の日はローカルなレストランで私がポルトガルソーセージ、目玉焼きと炊き立てのご飯、だんな様がロコモコというハワイならでの朝ごはんを食べた後、ハワイの東海岸にドライブに行った。もちろんハワイにはかなりたくさんの海岸があるんだが、どの海岸も微妙にちがう。凄くきれいだったのは全部同じだけれど、、、途中でオバマ大統領も行った事があるというカキ氷のお店アイランドスノーでかき氷も食べた。やっぱりハワイならではのカキ氷。日本とまったく同じで、アリゾナの氷を砕いたような変なカキ氷とは大違い。名前のとおりまるで雪を食べてるみたいで美味しかった。ガイドブックではよくマツモトのかき氷が美味しいと書いてあるが、私はどっちとも試した後、やっぱりアイランドスノーのほうが美味しいと思った。今度ハワイに行くときは食べ比べしてみてね。
 
夜は初めてハワイに来たらル・アウでディナーショーは欠かせないでしょう、と言う事で、いとこ夫婦がル・アウに連れて行ってくれた。行った場所はパラダイス・コーブというところ。ル・アウは日本でも昔、宮崎辺りに旅行した時に行った覚えがある。でも、本場ハワイのル・アウはやっぱり良かった。最初ル・アウの会場に入園すると、綺麗なお姉さんとお兄さん方がレイを掛けてくれ、マイタイと言うカクテルでウエルカム。会場の中では食事の前に、いろいろなアクティビティーが用意してあった。ゲームであったり、レイの作り方を教えてもらったり、またポリネシアの凄くかっこいいお兄さんと写真を撮ったりカクテルを飲みながらいろいろな事をするうちに2時間弱があっという間に過ぎてしまった。さて、お食事の方は人数が多いこともあってあまり期待はしてなかったんだけど、豚の丸焼き、結構美味しかった。結局何度かおかわりに行きました。やっぱりハワイでは食事に必ずご飯が出てくるってのがいいね。日本に帰ったような気がして凄くうれしかった。

今回の旅一週間だったんだけど、あっという間に過ぎてしまって、くつろぐ暇もなかったと言うのが本音。ブログに書いたのはほんのちょっと、他にも花火を見に行ったり、海がめを見たりといろいろな経験が出来ました。来年の春から近くの飛行場から飛ぶアリージェント航空が往復200ドルちょっとでハワイ直行便を出すことになると聞いたので、そうなったら、もっとハワイに行きたいなと思っているところ。今回は断然ハワイが大好きになった旅だった。

2012年11月5日月曜日

戦艦アリゾナ観光


二日目は朝起きると、もうすでにいとこの奥さんが近くにあるレナ-ズ・ベーカリー(Leonard's Bakery)からマラサダというポルトガル風のドーナッツを買ってきてくれていた。このマラサダはホストパパからも絶対食べるようにと言われていたし、ガイドブックにもよく載っていることもあって、出来立て熱々のマラサダはやっぱりすごく美味しかった。

さて、この日は真珠湾攻撃で有名なオワフ島、真珠湾の海の底に眠っている戦艦アリゾナ号・メモリアルと真珠湾攻撃資料館の観光をしてきた。何しろ初めて行くので歩いて行くのだろうと思っていたら、一応船に乗って行くのね。沈没している戦艦だもんね、納得。(恥) 真上に建てられたメモリアルに着いて少し歩き回った後、下で静かに眠っている戦艦をじっと見下ろすと、綺麗な魚たちが泳いでいるのが見えた。よく見るとその横で、下の方から小さなパチンコ玉くらいの大きさの真っ黒な玉がぷかりぷかりと上がってくるのが見える。何だろうとよく観て見たらそれは70年後の今でも沈んだ戦艦から少しずつ漏れている石油だった。その真っ黒な玉は海面にあたるとはじけて海の表面が油で七光りしてる。美しい光と魚と、戦争で沈没した戦艦との対象が皮肉に感じたのは私だけだろうか。

メモリアルの横には映画バトルシップで有名な戦艦ミズーリーが今は博物館となって泊まっている。私は恥ずかしながらこの日になって始めて知ったことだが、ポツダム宣言のあの書類の調印は、この戦艦ミズーリーのデッキで行われたという。(もちろん戦艦ミズーリーは、その時は日本の港に泊まっていたのだが、、、) えぇぇぇぇ!この私が立ってるこの場所であの歴史に残る偉大なことが起こったんだと思いながら、一人で感動しまくっていた。