2011年5月4日水曜日

肥満問題


先週、アイアム ムービング アイアム ラーニングと言う仕事関係のセミナーに行ってきた。

ここアメリカでは肥満がかなりの問題になって来ている。大人もだが、特に子ども達の肥満は見てて悲しくなってしまう。セミナーに行って初めて見せられたのが、アメリカの統計地図。地図は州ごとに肥満問題を抱えている人達の割合を過去20年に分けて表してある。その統計によると、私の住んでいるアリゾナは、20年前は肥満の人口は1割以下だったのが、2007年で3割近くとピークを迎え、2008年では2.5割だった。と言うことは、アリゾナでは4人中1人が太り気味という事だ。肥満問題は昔からあったが、肥満に苦しむ人達は今のように多くは無かった。ちょっと前は肥満は遺伝子で受け継げられると考えられていたが、今は遺伝子ではない、環境の問題だと言うことを重視している。アメリカ政府もこの問題を真剣に考え、オパマ政権では、大統領の奥様(ファーストレディー)に率先され子供の肥満問題に関して委員会が設けられた。

もちろんこれに伴って幼児教育方面にも影響がかかって来る訳で、このセミナーではどうやって栄養と運動のバランスが取れた健康な生活を教育内容に取り入れ今の子供達に教えていくかと言う事をメインにしたセミナーだった。メインは幼児教育で、セミナーを受けに来た大半の人達が幼稚園の先生だったので、かしこまった事も無く、みんなで子供のようにわいわい遊んでいたせいもあって、一週間があっという間にすぎた。栄養と運動は、大人になっても同じ事なので結構自分のためにもなったセミナーだった。

ところで余談だが、人は毎日少なくとも10,000歩は歩かないといけないそうでそのセミナーで歩数計をもらって来た。その歩数計によると私はジムに行っていない日は5000歩しか歩いていない事が解った。それでカロリーが消費されて無い訳よねなんて、一人で納得してたのだけど、それって私だけ?

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