2012年11月5日月曜日

戦艦アリゾナ観光


二日目は朝起きると、もうすでにいとこの奥さんが近くにあるレナ-ズ・ベーカリー(Leonard's Bakery)からマラサダというポルトガル風のドーナッツを買ってきてくれていた。このマラサダはホストパパからも絶対食べるようにと言われていたし、ガイドブックにもよく載っていることもあって、出来立て熱々のマラサダはやっぱりすごく美味しかった。

さて、この日は真珠湾攻撃で有名なオワフ島、真珠湾の海の底に眠っている戦艦アリゾナ号・メモリアルと真珠湾攻撃資料館の観光をしてきた。何しろ初めて行くので歩いて行くのだろうと思っていたら、一応船に乗って行くのね。沈没している戦艦だもんね、納得。(恥) 真上に建てられたメモリアルに着いて少し歩き回った後、下で静かに眠っている戦艦をじっと見下ろすと、綺麗な魚たちが泳いでいるのが見えた。よく見るとその横で、下の方から小さなパチンコ玉くらいの大きさの真っ黒な玉がぷかりぷかりと上がってくるのが見える。何だろうとよく観て見たらそれは70年後の今でも沈んだ戦艦から少しずつ漏れている石油だった。その真っ黒な玉は海面にあたるとはじけて海の表面が油で七光りしてる。美しい光と魚と、戦争で沈没した戦艦との対象が皮肉に感じたのは私だけだろうか。

メモリアルの横には映画バトルシップで有名な戦艦ミズーリーが今は博物館となって泊まっている。私は恥ずかしながらこの日になって始めて知ったことだが、ポツダム宣言のあの書類の調印は、この戦艦ミズーリーのデッキで行われたという。(もちろん戦艦ミズーリーは、その時は日本の港に泊まっていたのだが、、、) えぇぇぇぇ!この私が立ってるこの場所であの歴史に残る偉大なことが起こったんだと思いながら、一人で感動しまくっていた。

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