2011年7月14日木曜日

カルチャーデー


アリゾナ州の真ん中あたりにあるカサグランデの近くにクーリッジという小さな町がある。そこが私の夫の出身地。今回はそこにあるレクレーションセンターで子供達のためにカルチャーデーをするからボランティアで日本を紹介して欲しいと、息子に頼まれた。その日は結婚式の一日前だったので、どうしようかなと迷ったけれど、せっかく日本から母が来てるし、息子のためだしやってみようかという事になった。

子供関係となると私、すごく張り切ってしまう。箱に入れたっきりの浴衣を取り出して母に着せてもらい、母にもお花を生けてもらった。うちの母は小原流のお花の先生なので、正真正銘の日本の華道だ。家に飾ってある扇子や、昔日本から持ってきた茶箱も持ち出してテーブルを飾った。ついでに今は壊れてしまった寿司の時計も持って行った。子供達がいっぱい来るわけだからいろいろ飽きないように、折り紙を持っていって鶴を折ったり、お習字でみんなの名前をカタカナで書いてあげたりもした。

それにしても一番受けたのが、母に日本から持ってきてもらった物。その物とは日本の姪に新聞のチラシで折ってもらったごみいれ。前に日本に行ったときに姪がチラシで折り紙の箱をいっぱい折っていた。「これ何するの?」との私の質問に、姪はいとも簡単にごみ入れにするのだと説明してくれた。実際テーブルにおいててもキッチンにおいててもちょっとしたごみを捨てるのにとても便利。それも全部溜まったらそのまま箱ごと捨てられる。特に冬コタツでみかんでも食べたりするときにはみかんの皮を捨てられて便利かもしれない。ところが、このカルチャーデーではこれをひっくり返して子供の帽子としてヒットしたのだ。ああ、ごみ入れが子供の帽子になるなんて誰が思ったことだろう。これには断然うけてしまった私達だった。

ちなみにその後私達は新聞にも載ったんだよ! リンクはここよ!

4 件のコメント:

看護婦ママ さんのコメント...

凄いじゃ~ん!素敵~ 良い思い出にもなったね。

前、新聞紙で作ったバックとか話題になってたよねそういえば。 ゴミ箱か~ どうやって作るんだっけ?忘れちゃった~

mei さんのコメント...

おばあちゃんが、このイベントの時の新聞を持って帰って来てビックリ!いつの間に有名人になったのかと思った~(笑)おばあちゃんは日本でも、イベントに参加したり、美術系を見に行ったりすると、なぜか地元の新聞によく載っていたのでアメリカに行ってまでもかぁ!!と思いました。記念に残る思い出が出来て良かったですね。

アリゾナママ さんのコメント...

看護婦ママさん、私も日本を紹介したりするのは久しぶりだったから、緊張しちゃったよ。(笑)ゴミ箱の作り方はここのリンクにあるよ。
http://www.dcity-ehime.com/project_hp/007/t000-025.html
このサイトでもチラシ使ってます。

アリゾナママ さんのコメント...

meiちゃん、小さな町だからきっと新聞に書かれるとは思ったけど、写真まで出たからびっくりした。義息子によると、日本が一番人気があったそうな。それもそのはず、2時間中生き抜く時間が無かったもの。鶴の折りすぎで手が痛かった。フランスとかアイルランド、ロシアもあったのに、私達って、他の国見る暇も無かったよ。あー疲れた。