拳銃乱射事件

一昨日の土曜日にすごく悲しい事が起こった。今私が住んでいる所から車で２時間ほど南にあるツーソン市で拳銃乱射事件が起こったのだ。２０１１年が始まって、政界では新しい議員を含めてアメリカ中で仕事が始まろうとする中の事件だった。この事件は容疑者によるガブリエル・ギフォーズ下院議員（４０）の暗殺計画で始まった。写真に写っている６人の人達はたまたま巻き添えに会って殺されてしまった人達だ。これからアリゾナ州で国会議員に選ばれ近々ワシントンDCに向かう前のギフォーズさんの演説を聴きに、またワシントンでの成功を祝福しに集まっただけだったのに、まさかこの日が人生の最後の日になろうとは皆思わなかったと思う。中でもすごく悲しいのは９歳の女の子。２００１年９月１１日生まれ。そう、同時多発テロの日に生まれたこの子は政治が好きで、叔父さんにギフォーズさんに会いに連れて行ってもらった時の出来事だった。９歳と言えば、私の息子と同じ歳だ。娘を亡くした親の気持を考えると、人事じゃないように涙が出てくる。

こういう悪質な事件が起こると、他の人間が信じられなくなる。場所的にも普段事件など起きない様な安全な所だったのに、一体誰を信じていいのか、どこにいれば安全なのか解らなくなってくる。日本でも時々このような事件が起こってるみたいだけれど、やはり身近に起こると警告のようで、身が引き締まる。

神様、どうか亡くなったこの方達をあなたの愛で包んでください。アーメン