2012年9月12日水曜日

チャリ登校


無事娘のお見送りを終えて10分後、今度は息子の番。息子はまだ同じ小学校に通っているので、登校距離は約1キロ弱。歩いて行っても15分くらいで届く所にある。けれど、前々から息子は自転車で学校に行きたいと懇願していたので、結局今年は自転車を買ってあげることにした。

自転車を買ったは良いが、アメリカの自転車には日本のように始めから荷台がついていない。息子は学校でトランペットを習っているので、トランペットのケースを週3度ほど持っていかないといけない。普通の日はバックパックを背中に背負って行くので問題は無いが、音楽の日は荷台がないと、片手運転というのはやっぱり危ない。と言うことで、自転車やさんに行って荷台を付けてもらうことにした。

荷台を付けてもらったし、もう大丈夫と高をくくっていた私達は、トランペットの練習が始まる第2週間目の前の夜、想像とは裏腹に息子の部屋で自転車とトランペットケースを相手に大苦戦となった。トランペットのケースは長方形で長いところが50センチ以上はある大物。荷台はアルミ形の鉄で出来ていて、つるつると滑ってケースが固定できない。タオルを巻いてみたり、違う角度にして見たりといろいろ試した。そうやって20分ほど格闘した後、ふと考えが浮かんだ。つるつる滑っちゃうんだから、滑らないものを間に挟めばいいんじゃん!それは何かというと、キッチンの棚用に前に買っておいた、キッチンライナー。ゴムみたいな素材で出来ていて、棚の上に敷く薄いマット見たなものなんだけど、これが大当たり。それを荷台に載せてその上にケースを載せたら全然滑らず5分以内で固定することが出来た。一件落着とはこのことだ。

と言うわけで、息子は今も毎日元気に学校にチャリ登校している。

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